プレゼンテーション、どうしてますか?

レッスン・コンサル 講座・研修


セミナールームをオープンして、今日で半年。

セミナールームをオープンして、2分の1バースデーを迎えました。
少しずつ少しずつ、環境を整え、
このスペースで、どんな人のどんな役に立てるのか、
走りながら考えて、半年が過ぎました。

オープン当初からプロジェクターを導入していましたが、
当初の目的はセミナーで使うためでした。

もちろん、今でもセミナーで使っていますが、
ここ最近で増えているのが
「プレゼンテーションを練習したい」という方のご利用です。


予想外にご依頼が増えている
「プレゼンテーション・コンサルティング」



パワーポイント&プロジェクターを使ったプレゼンテーションが
一般的になっていますが、
いざ、自分がプレゼンをする側になると、
様々な心配事が出てくるようです。

「何を画面に映して、何を話せばいいのか」
「決まった原稿を読んでるが、それで伝わるのか」
「話しながら画面を利用できない」
「こんな展開で伝わるのか」
「どういうタイミングで話せばいいのか」
「そもそも、こんなプレゼンで大丈夫なのか」
「プレゼンの構成はこれで大丈夫なのか」
「マイクは置いて話すのか、持って話すのか」
「時間通りに収まらない」

心配事はひとそれぞれ。

中には、人前で話すことには慣れているベテランの講師の方が、

「一度、アドバイスしてほしい」

と来られることもあって、
私がご助言申し上げるなんて、恐れ多い…
と恐縮してしまうこともありました。

それでも、

「いつもと規模が違ったり、内容を変えたりした時に
自分一人で準備や対策をするだけではどうしても不安が残るけれど、
リハーサルとして”伝え方”のプロに見てもらうと安心できる」

と言っていただいて、
なんてありがたいお言葉だろうと、
来ていただけたことに感謝しかありません。


「やってみなくちゃわからない」

セミナールームをオープンした目的は、
自由に講座やレッスン、コンサルができる空間づくりをして
来てくれる方の「居場所」の一つにすることでした。

アナウンスハウス松山のセミナールームが
ちょっと変わった「話し方教室」になればと思っていましたが、
「プレゼンテーション・コンサル」が増えていることは予想外のこと。

録音用に購入したマイクが、
マイクを持って話す練習用としても大活躍していることも、予想外。

「やってみなくちゃわからない」ですね。

実際に、プレゼンコンサルにいらっしゃった方から
嬉しい結果を得られたという報告は、飛び上がるほど嬉しいことです。

プレゼンの内容は、公開できない情報が含まれていたり、
コンサルを受けていること自体を秘密にしたい方がほとんどなので、

こういうところをこうすれば、こうなります!

というビフォーアフターをご紹介できないのが
もどかしくもあるのですが、
なかなか公開できないのも、面白さの一つ。
こうやって、
どの世界でも「伝えよう」としているコトがあるのだと
日々、面白い発見につながっています。


パワポを使わないプレゼンのひとつ「スピーチ」

スピーチもプレゼンの一つと言えるかと思います。
1ヶ月間、スピーチコンサルを受けてくださった方から、
先週、目標を達成したというご報告をいただきました。

この方も、具体的に紹介できないのですが、
「伝えたいこと」という内容でも
「言葉で表現する」という技術面でも
これまでの自分の殻をやぶって、ぐんぐん成長された方でした。

良い結果につながったという報告を受けて、
「ああ、なんて幸せなことだろう」と
喜びをかみしめ、牛のように反芻(はんすう)しています。
モグモグ・・・

「伝え方プロフェッショナル」

WEBをリニューアルする際に、
ディレクションしてもらう中で
「伝え方プロフェッショナル」というキャッチコピーをいただきました。

「話し方」だけじゃない「伝え方」

NHKでの経験、教員としての経験、講師としての経験。
私にあるのは、それだけです。
NHKでも学校でも、
「伝え方プロフェッショナル」だと思う方々をたくさん知っています。
そんな方々に比べると、
私が「伝え方プロフェッショナル」というキャッチを使わせていただくなんて、
なんておこがましいことかと思います。

それでも、
「伝え方」を伝えるプロフェッショナルが、
必要とされているのかもしれない。

NHKの放送の仕事から少し離れて、
様々な立場の方々の「伝え方」「話し方」の相談を受けているうちに、
「伝え方を伝える」という役割があるのかもしれない。
そう思えるようになりました。

同じ内容でも「伝え方」次第で結果は変わります。

それは、同じ食材からでも、できあがる料理が違うのと似ています。

「伝え方」さえ良ければなぁ、惜しいなぁ…
と思うプレゼンに接することも多いです。

嬉しい結果が得られたら、万々歳!
たとえ、思うような結果が得られなくても
「十分に伝えることができた」けどダメだったときは
諦めがついたり、次へのステップに繋がるけれど
「思っていたことが伝えられなくて」ダメだった時は
諦めがつかず、次への気力にもなかなか繋がりにくいもの。

「伝えることができた」「わかってもらえた」を感じることは
小さな成功体験のひとつです。

その成功体験の積み重ねは「話し方」を変えていきます。

セミナールームオープンと、アナウンスハウス松山の法人化から半年。


「伝え方プロフェッショナル」というキャッチコピーに恥じないよう
ますます精進して参ります。

あなたのお役に立てることがあるなら嬉しい限りです。

いちえ(福井一恵)









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