ピアノのコンクールといえば「ピティナ」。
ピティナは、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(PianoTeachers’ National Association of Japan)の略称。
その愛媛支部30周年記念演奏会に出演されたのが、ピアノの黒田亜樹さん、チェロの水谷川優子さん、そして、全国大会の最高峰、特級ファイナルで入賞された太田糸音さん、杉本直登さん。私は司会をさせて頂きました。
前半の若い2人のステージでは、演奏後にインタビューも。
お2人のピアノや音楽への思いだけでなく、
演奏している姿だけではわからない一面や、表情、心の中や頭の中⁈などが少しでも引き出せたらなあと思ってのインタビューです。
まずは太田糸音(しおん)さん。
特級ファイナル、いわゆる全国大会の最高峰の舞台でのコンチェルトの演奏では、聴衆賞を受賞されました。
客席で聴いてきた方々が最も感動した演奏をした方です。
まだまだお若い16歳!高校2年生。
ピアノの話、曲の話、演奏についての話をするときは本当にプロの話し方、内容で、スラスラと話もうまくて驚くほど。
杉本直登さんも、さすがのプログラムで30分ほどの演奏の中で、繊細さとダイナミックさと、優しさとたくましさと、色々な音色を聴かせてくれました。
杉本さんもお話しが上手。「風邪をひいていて声が…」とおっしゃっていましたが全く気にならず。
インタビューアーとしては聞き出しやすいお2人でした。
時間がゆるせばもっと聞きたいこと、話してほしいことたくさんな魅力あふれるお二人です。
後半は、チェリストの水谷川優子さんとピア二ストの黒田亜樹さんのステージ。
お2人のおしゃべりを挟みながらの演奏で、あっという間に時間が過ぎました。
モーツアルトもベートーヴェンもピアソラも…お2人の話を聴いていると、まるですぐそこに作曲者が生きているかのように錯覚しました。本当に贅沢な魅力あふれるステージでした。
最後に出演者のみんなで記念撮影。
…でしたが、私の携帯のはチョットぶれてました。ははは…。